炳霊寺石窟 / Bǐnglíngsì Shíkū
説明
炳霊寺石窟は、蘭州市の隣の永靖県にある。黄河の切り立った崖に長さ約2キロに渡って掘られた石窟が180以上もある。西秦(385年~431年)から清(1636年~1912年)にかけて刻まれた仏像や彫刻が多数残っている。
備忘録(日記)
以前、炳霊寺石窟へ行こうとしたが、劉家峡ダムのところの客引きに引っかかり、騙されて行けず。そのリベンジで今回訪れた。
蘭州汽車西站から出発します!
行き方について
炳霊寺石窟へ行くには「蘭州汽車西站からバスに乗って、劉家峡ダムか終点でバスを降りて、ボートでダム湖を渡り、そして炳霊寺石窟に到着」となる。では出発!!!
蘭州汽車西站
蘭州市内からだとタクシーで10元程度。
切符の窓口は、通りからちょっとわかりにくいところにあるのだが、矢印通り進むと切符売り場が見えてくる。切符の買い方だが中国語で「到刘家峡大坝,炳灵寺(Dào Liújiāxiá Dàbà,Bǐnglíngsì)。要●●[枚数]张(Yào ●●zhāng)」と言えば通じる。尚、チケットを買う時、パスポートが必要になるので、必ず持参してください。


乗車前にお手洗いへ・・・。しかし・・・
乗車前にお手洗いと思って、駐車場のそばにあるトイレへ入ってみた。まさかの光景。未だにニーハオトイレがあるとは…。とは言っても扉には高さがあり、ニーハオトイレとも言えない微妙さ・・・。

乗車しましょう!!
「刘家峡」と書いてあるバスに乗りましょう。
バスの座席指定ではなく、好きなところに座ってよいと。だがだが、個人的には進行方向に向かって右側の座席に座るようにしている。何故かというと、外の風景を見たいから。
なお、道路が悪くバスのサスペンションも悪いので、揺れが酷い。車酔いしやすい人は注意です。


車窓からの風景
バスが出発すると、路線バスのようにのらりくらりと進んでいく。またバスの右側に陣取ると、途中、右手側には黄河をみることができる。



バスを降りましょう!!そして、船乗り場に向かうぞと。
バスを降りましょう。
炳霊寺に行くには、バスの終点で降りてタクシーを捕まえて船乗り場へ行くか(タクシー代は運ちゃんの言い値で10元)、中国語が達者な方は「刘家峡大坝下」と言えばそこで降ろしてくれる。自分は、帰りのバスの乗り場の確認の為、バス終点で降りてタクシーを捕まえて船乗り場の入口へきました。
実は自分、数年前に劉家峡ダムでバスを降りた時、炳霊寺へ連れていくという客引きのおっさんに引っかかってしまい、300元取られた上に、炳霊寺に行けず悔しい思いをしたことがある。なので、客引きのオッサンがいたら無視。

船乗り場の建物へ
劉家峡ダムの入口を進むと、でーかい駐車場が見えてその奥に白い建物がある。そう、白い建物が見えれば正解と!船に乗る切符を買うのだが、右側の白い建物になる。右側の建物で開いているドアを進んでいく。


まず船のチケットを買いましょう。
ここの無駄に数のあるカウンターで船のチケットを買う。買う時にはパスポートがいりますよ。なお、表示の「散客窗口」とは「個人旅行者用の窓口」という意味で、その下に書いてある「购票时请出示身份证」とは「チケット購入時身分証明書(パスポート)を提示してください」とある。

チケット代について(20年10月時点)
窓口でチケットを買う時、いくつかの切符の設定がある。炳霊寺へいく船は3種類。
高速艇…船の往復は3.5時間で1人150元
大型艇…船の往復は4.5時間で1人130元
遊覧船…船の往復は7時間で1人70元。
またここで炳霊寺のチケットも買うことができる。炳霊寺のチケット50元を+船代で併せて購入することも可能。
みんな高速艇を選択している。大型艇や遊覧船は人数がそれなりに集まらないと出発しない。いつ出発するかわからないので、普通はみんな高速艇を選択する。そして、船の所要時間だが「何故往復表記なの?」と疑問に思った。帰ってきたときに分かったのだが、行きは水の流れに逆らって進むので時間がかかり、帰りは水の流れに沿って進むので早い。だから往復での時間の表記になっているのだと思う。



黄河を渡りましょう!
「船乗り場」船乗り場へ向かいましょう。
建物内で安全検査を済ませるとダム湖が見える。「ちっこいダムだなぁー」と思ったら、後でびっくり。とっても大きい。船乗り場は写真左の家みたいな船があるところ。






船に乗って、黄河の山水を眺める。
はじめは、遊覧船でゆっくり風景を眺めるのも良いかなと思っていたが、高速艇でも十分外の風景を楽しめる。もし、写真を撮るのが好きな方は、やはり高速艇の窓側に陣取るのが良い。そしてボートの窓を開けて撮影すればよい。ただし、水しぶきがカメラレンズに飛んできたり、湖と言えども波があるのでブレることもあるのでご注意を。





炳霊寺側に到着です
炳霊寺側の船着き場に到着です。
船を降りると、山水画のような世界がひろがっており、風景だけで圧倒されてしまう。
船降りるときに言われるのが、出発時間について。帰りの船は同じ船で1時間半後の何時何分に出発するという案内。中国語が達者でない方は「几点出发?」というメモを見せて、メモに書いてもらうのが良いでしょう。こういう時に限って中国人は早めに船に乗っており、日本人は時間通り(律儀に)1時間半後にくるというパターン。。。中国人からひんしゅく買ってしまわないように・・・。

炳霊寺のチケットを購入
なんか掘っ立て小屋のような感じのところでチケットを売っています。チケットの値段は50元。実際には、劉家峡の船乗り場でもチケットが買えます。時間短縮でそこで買うのも良いでしょう。



炳霊寺への参拝!
山門へ向かいます。
炳霊寺の文字を見ると、「炳霊寺に来たんだ」という実感が湧きます。

山門に向かって歩いていきます。山門の後ろには大きな山。右側には黄河。シルエットが最高です。
なお、山門の手前にお手洗いがあります。山門をくぐると、お手洗いがないので先に済ませておいたほうが良いですね。




炳霊寺石窟
境内へ入りました
山門をくぐり境内へ入ると、下の写真のような風景が広がる。右側の黄河の絶壁に立つ岩がどことなく手を合わせた観音様のように見えてくる。もしかすれば、大昔にはなにかあったのかもと想像を馳せて石窟の方へ向かいます。


3屈(唐代)

4屈(唐代)

11屈(唐代)

13屈(唐代)

70屈(唐代掘削、明代の千手観音)

切り立った崖にたくさんの仏様が掘られている。


171屈(唐代、大仏さま)

169屈(特別窟)
大仏様の上に仏像や仏教壁画が描かれている特別窟があり、参拝料は別途300元が必要。ただし、写真を撮ることができない。



126屈、127屈(北魏、特別窟)
169屈以外に、126屈と127屈がセットで別途230元の参拝料が必要。なお、北魏の仏像は面長でやせ型が特徴。


16屈(北魏)
大仏様がある対岸の道に唯一ある像・釈迦の涅槃像。

急いで船に戻ります・・・
ボートの出発まであと少し。風景を楽しむ間もなく、早足で船着き場に戻ります。



高速艇出港です。
出発のギリギリに到着。と思ったら、他の中国人の観光客さんは既にボートのなか、全員私待ちだったとは…。ちょっと気まずい思いをして乗船。帰りのボートで風景を楽しみました。




終わりに…

所用時間に関して(私の場合)
07:30ホテル出発@蘭州火車駅近所
08:00蘭州汽車西駅に到着
08:45蘭州汽車西駅を出発(人が集まらないと出発はしないらしい)
09:30途中のお手洗い休憩
10:20劉家峡のバス終点駅に到着、タクシーで船乗り場へ移動
10:30劉家峡の船乗り場に到着
10:45高速艇出港
11:50炳霊寺側の船着き場到着(中に昼食をとる場所がなかった)
13:30炳霊寺高速艇出港
14:25劉家峡の船乗り場に着岸
注意事項
1、路面状況が悪く、車酔いしやすい人はしやすい。また、湖といえど波があると船が揺れるので船酔いしやすい人はしやすい。なので、薬は必須。
2、炳霊寺のなかには食事をとる場所がなかった。もしかすれば、現在、改修中かも・・・。水やパンやお菓子を携帯したほうが良い。
3、バス道中、かなりの高地を走っているに気がつく。時計の標高計は2200メートル以上…。高山病にも注意・・・。
費用のまとめ
蘭州汽車西駅-劉家峡までのバス:25元
劉家峡バス-劉家峡船乗り場:10元
劉家峡の高速艇往復:150元
炳霊寺のチケット:50元
126/127屈参拝料:230元
162屈参拝料:300元
劉家峡始発バス駅-蘭州汽車西駅:23元
地球の歩き方
「地球の歩き方・西安/敦煌/ウルムチ」版に記載のあるスポット。尚、世界遺産に登録されている。
訪問日
2020年10月31日土曜日

